礼拝メッセージ(2022年2月27日)
『 安息日のいやし 』
 林健一 牧師 
ルカによる福音書 14章:1節~6節

14章 01節:安息日のことだった。イエスは食事のためにファリサイ派のある議員の家にお入りになったが、人々はイエスの様子をうかがっていた。

14章 02節:そのとき、イエスの前に水腫を患っている人がいた。

14章 03節:そこで、イエスは律法の専門家たちやファリサイ派の人々に言われた。「安息日に病気を治すことは律法で許されているか、いないか。」

14章 04節:彼らは黙っていた。すると、イエスは病人の手を取り、病気をいやしてお帰しになった。

14章 05節:そして、言われた。「あなたたちの中に、自分の息子か牛が井戸に落ちたら、安息日だからといって、すぐに引き上げてやらない者がいるだろうか。」

14章 06節:彼らは、これに対して答えることができなかった。

ルカによる福音書 14章:1節~6節(新共同訳)

 

 今週からルカによる福音書の14章に入ります。14章は今お読みした個所を含めて24節までファリサイ派のある議員の家に招かれた食事の席での出来事を記しています。そこで語られるイエスさまの言葉はファリサイ派の人々の生き方を問い、その誤りを正そうとするために語られる教えです。

 「安息日に病気を治すことは律法で許されているか、いないか」。この「許されている」という言葉は、「自由である」とか、「可能である」、「正しいことである」といった訳もできる言葉です。文字通りの意味は「外にある」という意味です。イエスさまは何よりもこの病気に苦しむ人をお癒しになって、この人への愛を示されました。神が律法において求めておられることは、神への愛と隣人への愛だからです。

 自分は主イエス・キリストのまん前に立とうとせず、むしろイエスさまの様子をうかがい、あわよくば人生の支配権を主から取り戻そうと狙っていたかもしれない私たち。その私たちを今日も招き、あの水腫の人と同じようにイエス・キリストのまん前に立たせ癒してくださり十字架と復活の命に生かしてくださる。「ここに神の国の食卓がある。ここにあなたの救いの完成がある。そこに向かって今日もわたしの道を歩むのだ」。

 この呼びかけ、この招きが今日も私たちに聞えてくるのです。 今、主の食卓が備えられています。この食卓に与かる時、私たちは安息日を、真実に神を喜ぶ日として取り戻してくださった主の勝利に与かるのです。主の御国を待ち望みつつその御国の喜びを映し出す、本当の安息日の喜びを味わうのです。

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