本日、3月8日の教会学校はコロナウィルス感染防止のため休止といたします。
各自、9時30分からの教会学校を共にいたしましょう。よき学びとなりますように
教会学校資料 2020年3月8日(日) 第49課
わたしは「道」、「真理」、「命」 聖書 ヨハネによる福音書14章1~6節
「心を騒がせるな。神を信じなさい。そして、わたしをも信じなさい。」(ヨハネ14:1)
地上を去る日の近いことを聞かされた弟子たちが動揺するのを見越してイエス様は,「心を騒がしてはならない」と命じる。心を騒がせるのでなく主イエスがお示し
になる父なる神様を信じなさいと言われる。
「わたしの父の家には住む所がたくさんある」(ヨハネ14:2)
ここでの「わたしの父の家」とは,「神殿」を意味するヨハネ2:16と異なり,天上にある父の家を指す。「住む所」を表す〈ギ〉「モネー」は,動詞〈ギ〉「メノ
ー」に由来する.そして,〈ギ〉メノーがしばしば「神のうちにとどまる」という時に使われるように(15:9‐10),ここでの〈ギ〉モネーはただ単に「住い」と
いうのではなく,神様と共なる場所を表す。
「行ってあなたがたのために場所を用意したら、戻って来て、あなたがたをわたしのもとに迎える」(ヨハネ14:2)
イエス様は弟子たち、そして私たちのために罪の赦しを得させるための「場所を備えに」行かれるのである。イエス様の十字架によって私たちは父なる神様への道が
備えられた。
「わたしは道であり、真理であり、命である。わたしを通らなければ、だれも父のもとに行くことができない。」(ヨハネ14:6)
「わたしがどこへ行くのか、その道をあなたがたは知っている」(14:4)というイエス様の言葉に,今度はトマスが尋ねる.それをきっかけとしてイエス様の口か
ら真理の教えが語られる.すでに羊の門のたとえを通して語られたが(10:9),そこを通って命にあずかる羊の門であるイエス様は,父なる神様のみもとへ至る道
であり,イエス様以外の道を通っては父なる神様のみもとへ行くことは出来ない