愕然とした。祈りがわからない
クリスチャンとして大切なことは祈りだ。それは当然クリスチャンであるなら誰もがわかっていることだと思っていた。私自身、家庭に問題があり神さまに祈ることが必然になっていた。教えられて祈るのでなく痛み、苦しみが叫びとなって神さまに「助けて」と叫ぶことから祈りが始まったとその時を振り返って思うのだ。ある方から祈るということがよくわからないという言葉を聞いて驚きと共にああそうなのか。とショックだった。自分が当たり前だと思ったことがそうでないし。誰もが神さまに甘えるということを自然にわかるのではないと今になって気づかされたことに愕然とした。誰もが神さまに向かうとは限らないし、かといっていつまでも祈りがわからないということでもない。祈ることも神さまの恵みしかない。私たちの信仰そのものが神さまの憐みのなかで生まれる。感謝しかないのだと気づかされる。