5/17(日) イエスという名を知った
使徒言行録3章1~10節 聖書協会 本文検索
イエスという名は「神(ヤハウェ)は救い」を意味するユダヤ人の男性名でした。いまではイエス・キリストで知っている人がほとんどでしょうが、当時のユダヤ人としてありふれた一般的な名前でした。両親は生まれてきたその子がイエス「神(ヤハウェ)は救い」の人生を歩んでほしいとその名に願いをこめて名付けたのでしょう。
しかし、教会が信じている主イエスはご自身がその名の意味を人間に示すお方として名付けられたのです。主イエスご自身が救いとなられました。当時の人々はイエス・キリストと聞いてもありふれたよく聞いている名だ。それがどうしたと思っていたのです。今日の箇所では主イエスの弟子であるペトロとヨハネが「イエスの名によって」足の不自由な男の人を癒す場面がでてきます。
この出来事を見ていた人々はありふれたイエスという名でなく、この世界でたった一人の名であるイエス・キリストという名を知ることになるのです。