5/20(水) 妬み、憎しみが私自身を燃やしていく

使徒言行録6章8~15節  聖書協会 本文検索

 前日の聖書箇所では霊と知恵に満ちた評判の良い人が選ばれたことを読みました。教会の中では評判が良くても誰もが好意的に見てるわけではありません。どの世界においても評価する人もいれば、反対に激しく反発する人もいます。執事と選ばれたステファノは何が原因かわかりませんが議論をふっかけられます。

 しかし、ステファノは冷静に彼らの議論に答えていきます。自分たちがまったく歯が立たないことを知った彼らはステファノが神さまを冒涜する言葉を吐いたとデマを流し、人々の憎しみ、敵意をステファノに向けるようにします。

 心にある妬み、憎しみが私自身を燃やしていきます。自分が惨めな時、やるせない気持ちの時、身近な人や攻撃できそうな対象を見つけて妬み、憎しみによって燃えた思いをぶつけていくのです。その火はいつの間にか私自身を燃やし尽くしてしまいます。今は誰もが大変な時です。だからこそ十字架のイエスさまにすべての思いを持っていかなければなりません。