6/6(土)神さまが求めてきたものとは…
フィリピ3章12~21節 聖書協会本文検索
パウロはフィリピの教会の人たちにパウロ自身が追い求めてきたものを告白します。パウロは私が追い求めてきたものを同じように追い求めてほしいと願います。パウロは主イエスさまに出会って本当に追い求めるものを見出しました。主イエスさまに出会うまえに彼は自分の正しさによって神さまに義と認められる生き方がすべてでした。それは自分をどうにかして誇りたいという思いです。
私たち人間の罪は神さまを誇ることでなく己を誇ることにあります。自分以外に何ものをも誇りたくないのです。他者を誇れない反対に蔑むことが罪から出てきます。パウロは主イエスさまとの出会いによって自分が誇ってきた生き方を捨てました。神さまが主イエスさまをとおして与えてくださる復活の希望を与えられたからです。
パウロはもはや自分を誇ることでなく主イエスさまの十字架の愛を誇ることが彼の人生におけるすべてに変わりました。主イエスさまの愛はそれほどまでに私たちに喜びと180度の変革をもたらすものなのです。神さまが求めてきたものはただひとつ人間のまえにへりくだり愛を与え続けることです。