塩気をなくさないために
「 あなたがたは地の塩です。もし塩が塩けをなくしたら、何によって塩けをつけるのでしょうか。もう何の役にも立たず、外に投げ捨てられて、人々に踏みつけられるだけです。」マタイ5:13
児童養護施設で育った若者たちのコロナの中での苦境と支援する自助グループを取材したテレビを見た。コロナで経済的に困窮するも頼れる人がなく孤立を深め、生きる希望を失っていく若者たちを支援していく人たち。そこから学ばされることが多くあった。
教会も集まることができず孤立している人がいるなかどう支え合っていくか多くの課題がある。教会も大変だが若者たちを支援していく人たちの姿をとおして、支援していく人たちも決して恵まれているわけではない。この人たちも支援を必要としている。しかし、支援をしているのである。
私は受けていくことに慣れてしまっているのではないか?足りないと言い続けている。与えることで神さまから満たされていく。そして何よりも自分がこの世界で塩気をなくしてしまっているのではないか。できることから自分もやっていきたい。