霊的なものを追い求める

霊的という言葉を聞くとこの世離れしたことを人は連想する。しかし、聖書が霊的と言う場合、人がより人なっていくのだ。肉とは己の本能にのみ生きていく生き方だ。そこには愛や喜びなどない。本能のままに生きていくからだ。聖書が霊的という時、この世から離れるのではなく反対に神さまとの交わり、この社会の中でどう生きていくのか、人を愛していくのか神さまの御心に従って新しく歩んでいく生き方、それが霊的なことなのだ。昨今キリスト教会では己の向上のためだけにこの言葉を使っている。そうでない。神さまと共に、人と共に生きていくことが霊的なことなのだ。