クリスマスは人を生かす喜びなのだ。

クリスマス、イエス・キリストの誕生を喜ぶ時だと私は思っていた。しかし、今年のクリスマスで大切なことに気づかされた。恥ずかしいことだが本当にイエスさまが私たちのところに人してお生まれになられたということがわかったような気がする。いや、何もわかっていないのかもしれない。イエスさまが生まれたこと、それは死ぬために生まれた。人間の罪を贖うために、命を与えるために。死ぬということ。大変なことだ。イエスさまは死から復活されるのだが…。コロナで今も多くの人たちの命が亡くなっていく。苦しい中に置かれている人たちがいる。そこにもイエスさまが来てくださる。クリスマスは喜びだ。生きる希望を見出すことができる。何という喜びだろう。その喜びはいつまでも続く喜びだ。失われることも、奪われることもない。私はその喜びを本当に伝えたい。私は喜びを伝えているだろうか。クリスマスは一時の楽しみでもない、笑いでもない、心底人を生かすことのできる喜びなのだ。