6/2(火)愛することを知った教会

使徒言行録13章1~3節  聖書協会本文検索

  アンティオキア教会はユダヤ人と異邦人が共に神さまを礼拝する教会でした。互いに違うことを認め合うだけでなくさらに受け入れ合っていくことは容易なことではありません。彼らの心をひとつにさせたのは主イエス・キリストの十字架の愛でした。互いに違うけども主イエスさまがご自分のいのちを犠牲にして救われたひとりひとりであることに気づいた教会でした。

 知識で知るのと心で知るのとではまったく次元が違います。主の教会であっても主イエス・キリストの愛が自分と他者にも向けられていることを心から受け入れることは闘いであるのです。主の十字架と献身への心を持ったアンティオキア教会はそのような闘いのなかで主の愛を知ります。

 主の愛を知ったアンティオキア教会は最も難しいまたすばらしいチャレンジをする教会になりました。愛することを実践する教会になろうとしたのです。福音を全世界に伝えるという主の命令に果敢に従っていきます。敵でさえに福音を伝えようと教会はサウロとバルナバを派遣します。