何もしない。プレッシャーからの解放

私たちはいつも何かしていかなければならないというプレッシャーに追われています。スケジュール帳にはいつもびっしりと予定が書いてあります。私も人の比べてしまって真っ白な予定帳を恥ずかしく思いました。でも、書いてあることがすべて予定どおりいくとは限りません。また、十分な時間をもって学びや遊びができるとは限りません。いつも、その先の予定のことを考えてしまい、今やっていることを十分にこなせていないのです。その繰り返しとプレッシャーのなかで私たちは心と体が押しつぶされてしまいそうです。イエス様が地上で歩まれた時間は短いものでした。また福音を証していく時間は3年半でした。ほんとうに短いです。でもイエス様が話されたこと、奇跡を起こされたこと、人々との交わり、などをとおして多くのものを私たちに残してくれました。それは今でも私たちを癒し、導いていますます。そのなかでイエス様が大切にされたのは遊びと食べることだったように思います。社会からのけ者にされている罪人たちとイエス様は一緒に食事をされました。あなたはこう変わらなければならないというプレッシャーを押し付けるのでなく、神様との交わりはこんなにも喜びがあるのだと体験させてくださったのだと思います。何もしない、できるだけゆっくりしましょう。すでに私たちには神様のもつ全てが与えられているのですから。