祈祷会 4月1日 神さまを見ようとしない罪

本日の祈祷会 Ⅰ10時30分~ Ⅱ 19:30~ コロナウィルス感染拡大防止のためお休みです。
各自で祈祷会を献げてまいりましょう。一日もコロナウィルスが終息しますようお祈りいたしましょう。

本日の聖書箇所 ヨハネによる福音書19章17~30節  日本聖書協会  *聖書の箇所が検索できます。

『十字架を自ら背負うキリスト』   聖書教育 バプテスト連盟 

聖書には人間の罪について書いています。人間の罪とは何でしょうか?神さまを見ようとしない
罪です。聖書は人間は神さまに創られた被造物であるということが書かれています。
人間には限界があり弱く脆い存在です。しかし人間は神さまに愛されているゆえに何ものにも
代えがたい価値があるのです。ですが人間は神さまに愛されることより自分自身の力で価値を
示す道を選び取りました。ここに罪の根源があり、悪、不幸の源があります。
私たち人間が自分で背負うことができない重荷を背負うことになったのです。

ただ愛される存在であることを捨てた人間、何かを得ることで認められる存在となることを
選んだ人間はあるがままの存在、世界を愛すること、受け入れることができなくなってしま
っています。2016年に相模原で起きた事件の背景にある「障碍者は生きてても価値がない」と
「不幸でしかない」と言った青年の心には何が見えていたのか。あるがままに自分を愛す
る人が彼の心に一人でも見えていればと思うのは私だけでしょうか。

現代の社会は自分がどれほど尊い存在であるかということを見出すことができないほどに
お金や地位や名誉にとらわれてしまっている社会です。あなたをただ愛してくれる、疲れきって
しまっているあなたを背負うイエスさまという神さまにわたしはあなたに気づいてほしい
のです。

祈りの課題
四旬節をおぼえて、コロナウィルスの終息のために、医療や様々な従事にあたっている方々のために、
教会に連なる方々と家族のために、病気と試練にある方々のために、幼い子どもたち、
青少年の歩みが守られますように。  
教会の歩みのために、日本と世界の教会をおぼえて